境内末社「八幡社例祭」


「八幡社」は日光街道に草加宿が誕生した寛永7年(1630年)頃から、草加神社(当時は氷川神社)が享保2年(1717年)神階正一位の宣旨を賜った江戸時代前期の間に、峯ヶ岡八幡宮より勧請したと言い伝えられております。

 

この地域(現在の川口市東部から草加市東部の産業道路辺りまで)は谷古田領(谷古宇郷)といわれ、承久3年(1221年)鎌倉幕府が鶴岡八幡宮に郷司職を認めた社領でありました。鶴岡八幡宮の社領となった承久の頃に峯ヶ岡八幡宮は分社されたと伝えられております。

八幡宮の社領であったこの地に当社が建立され、さらに草加宿が開宿するとともに人々の往来が盛んになり、この地に定住し町が発展する中で武運長久、出世開運の神様として八幡様を勧請し信仰を集めていたと推察できます。

 

現在の御社は平成16年(2004年)に造営されましたが、残念ながらそれより古い文献、棟札等は残っておりません。


*八幡社御朱印*

8月7日の宵宮祭、8月8日の例祭日のみ通常御朱印を特別御朱印として授与させていただきます。

初穂料 500円